先日、イギリス子ども服ブランドのネットショッピングで、子どもたちの服をまとめ買いしました。
荷物は受け取れたのですが、その後購入商品に関税がかけられていたことが判明。税金諸々の合計金額が購入金額のおよそ半分になり(つまり全商品1.5倍の価格で購入したことに)、痛い出費となりました。
ノルウェーの税の高さをすっかり忘れていたよ…。
私のあほー!
今回はその経緯について書かせていただきます。
商品の購入
ネットショッピングをする前、私は南国への家族旅行を前に浮かれていました…。
南国に行くのに子どもたちの服足りないなー。
ノルウェーだとまだあまり半袖売っていないし…。
そーだ、ネットショッピングで服を買ってみよう!
ということで、日本で暮らしていた時にも利用したことのあるイギリスブランドの服を購入することにしました。日本で利用した際には関税をとられることもなく商品もスムーズに届いたので、そのブランドでの購入に対して安心感がありました。(…この安心感が良くなかった!)
でもよくよく考えたら、個人輸入で関税の有無って、受け取り国のルールで決まりますよね。販売ブランドは全く関係ありません。
その時にはそんな当たり前のことにも気がつかず、ポチポチお買い物しました。
「どうせ通販するなら1度に沢山買っちゃおう」と、2人分の服を合計1,069NOK分購入しました。
商品の受け取り
DHL expressと呼ばれる国際宅急便で、自宅まで商品を届けてくれました。3月3日に注文して、5日には「もうそろそろDHLから荷物が届くよ」とSMSでメッセージが届きました(ただしノルウェー語)。
そもそも日本から送られてくる荷物と同じように、最寄りの郵便局に商品が届くと思っていた私。5日に知らない番号から電話をもらいますが、ガン無視します。DHLの配送の運転手からでした。翌6日にも電話がかかってきます。知人に聞いたところ、「DHLは商品到着前に、運転手から在宅しているか確認の電話がかかってくるよ。あと家がわからないから教えて、とかも聞いてくるよ。」とのことで、電話に出ることにしました。
英語でDHLの方とやりとりし、7日の午前中を希望したところ、「間に合うかわからないから、午後の在宅時間も教えて」と言われました。
7日、結局商品は13時頃に到着しました。到着前に電話がかかってきて、「あと2分で家に着くから外で待ってて。」と言われ、慌てて外に出ました。DHLのトラックが家の前に停まり、中から運転手さんが出てきます。商品を受取ると、携帯の画面を出され「ここに指で書いてサインして」と言われたのでサインしました。
自宅に戻り、商品を確認。注文通りに全て揃っていました。注文してからわずか4日。最初から電話に出ていれば2日で届いたようです。この時点では
ネットショッピング、国外のでもめっちゃ使えるじゃん。
と思っていました。
課税通知
商品が到着しておよそ1週間後の3月15日、ふとポストをのぞくとDHLから私宛に手紙が届いています。中身を確認すると、そこには「Fortollingsfaktura(税関送り状/インボイス)」と書いてある紙が!もう1枚紙が入っていて、ざっくり要約すると下記のことが書いてありました。(全てノルウェー語)
「DHLがあなたに替わって通行手続きしたよ。だから品物が早く届いたんだよ。ついては諸々の税と手数料をおさめてね。」
と。これを見た時の私。
ひぃ。そーじゃん、ノルウェー多く買うとすぐ関税とられるって聞いていたじゃない。しかも前にそのことブログでも書いたー(泣)
こちらが請求額です。1,069NOKの購入で572NOK(≒7,300円)!
内訳をみてみると
- Tollavgift(通行料):86NOK
- Merverdiavgift(消費税/VAT):289NOK
- Utlrggsgebyr(DHLからの支出費=通関手数料):197NOK
うーん、やはり消費税が高いですね…。色々目に痛いです。
しかもForfallsdato(支払い締切日)を確認するとなんと3月15日。…え、今日が15日だけど。実はポストをここ2日ほど確認できていませんでした。でも13日の時点では何もなかったので
通知、ギリギリすぎでしょー。
と、思わず言いたくなってしまいました。
支払い
支払いはノルウェーの銀行口座を持っていればとっても簡単です。私自身の口座は持っていなかったので、夫に頼みました。
送付されたインボイスの左上に「Kontonummer(口座番号)」と「KID nummer(そのインボイスの識別番号)」が記載されているので、その口座番号にKIDを指定して振込むだけです。振込が確認できると後日、銀行より領収書が届きます。
ノルウェーの請求書支払いはだいたいこの方法でできるので、とても便利です。
おわりに
おそらく敗因は「まとめ買い」。もう少し少量で購入していたら、免税されていたかもしれません…。
しばらくネットショピングは控えよう、と思った騒動でした。
コメント