ノルウェーの編み物文化

スポンサーリンク
ノルウェー生活

私がノルウェーに来て、初めて編み物をしているお婆さまをみたのは洋服屋さんの店内。

旦那さんが試着されていたのでしょうか。待っている間に編んでいたようです。最初にそれをみた時、「???なんでこんなところで編み物?」と思ったのですが、暮らしているうちにその理由がわかってきました。

*********************************************************************************************

ノルウェーは「編み物の国」です。

ショッピングモールには「手芸屋さん」ではなくて、必ず「毛糸屋さん」が入っています。また子ども達が着ているセーター、こちらも手編みのものが多いです。

こちらに来て初めての冬、

もか
もか

こちらの子ども、可愛い柄のセーター着ている子が多いなぁ。

どこで売っているんだろう?

と思って、よく子ども服のお店に行ったものです。でもどこのお店にも見当たりません。

その理由をノルウェー人の知り合いのお婆さまに教えてもらいました。

「ノルウェーでは親戚の中に必ずと言っていいほど編み物が好きな人がいて、子どもが生まれるとなると親戚中から手編みの洋服・小物のプレゼントが届くのよ。だから洋服屋さんで見かけないセーターは手編みのものじゃないかしらね。」

と。なるほど~!と納得しました。

ノルウェーの編み物の柄(パターン)は沢山あって、そのパターン名は「人の名前」なんだそうです。そしてノルウェー編み物の定番パターンといえば「Marius(マリウス)」です。

こちらがマリウスのパターン。1953年にUnn Søilandによってデザインされたそうです。ノルウェーの国旗と同じ「赤・白・紺」の毛糸を使って編むのが正統な「Marius」。

引用:https://www.marius.no

ノルウェーではこのマリウス柄が国民的に愛されていて、「Marius」というプロダクトブランドもあり、様々なグッズが売られています。

私はこのパターンを見て一目惚れ。「娘にもこの柄のセーターを着てもらいたい!」と思いました。正統なマリウス柄でもいいのですが、ピンク大好きな娘はこの紺色のセーターは天地がひっくり返っても着てくれそうにありません。最近はマリウス柄のパターンはそのままで、配色を変更するのもアリのようです。既成品を買ってもいいのですが…せっかくノルウェーにいるので、「この編み物文化に浸かりたい」という思いもありました。でも私の編み物レベルはおそらく高校生以下。遠い昔にマフラーを編んだことがあるくらい…。

そんなこんなで悩んでいるうちに、あっという間にノルウェーに春がやってこようとしています。そんな時に知り合いのノルウェー在住日本人の方が「娘のセーターを編み終わったよ」と素敵なセーターを見せて下さりました。それを見て「やっぱり手編みのセーター可愛い!」と火がついた私。その方に伺うと、編み針などの初期投資はそこまでかからないとのこと。また「ノルウェーで売っている毛糸は日本で売っている毛糸よりも温かいから編むならノルウェーにいるうちがいいよ」と。翌日には毛糸屋さんに行っていました。

毛糸屋さんには毛糸と既に作られたセーターやカーディガン、ニットパターンなどが売られています。真冬でもない平日なのに、毛糸屋さんは沢山のお客さんで賑わっていました。

私が編み針のコーナーで「毛糸屋さんに着たものの、どれが必要なのかさっぱりわからないなぁ」と思っていたところ、親切な店員さんが話しかけてくれました。

もか
もか

娘のMarius Genser(マリウス ゲンスル)を作ろうと思って…。

「Genser」はノルウェー語で「セーター」のことです。私が編み物の初心者であることを伝えると、まずマリウスの子ども用パターンの冊子を持ってきてくれ、毛糸コーナーに連れて行ってくれました。マリウス柄に使う3色の毛糸を選び、次は編み針のコーナーへ。娘のサイズにあった編み針を選んでくれました。毛糸の色は色々迷ったのですが、やはり娘はピンク好き。ピンクにしとけば着てくれるだろうと、ピンクをベースとしたセーターを編むことにしました。

マリウスのパターンはネットでも見つけられそうとは思ったのですが、他のパターンも載っている冊子でしたので購入することにしました。

とりあえず一式揃えましたが、私は編み終えることができるのでしょうか…。まだ何も編み方わかっていません。

完成したらブログにも載せる予定ですが、その後音沙汰がなかったらそっとしておいてあげて下さい。

コメント