ノルウェー旅行の定番”ナットシェル夏のソグネフィヨルドツアー体験記(前編)”

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ノルウェー国内
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ご無沙汰しております。もかです。

子どもの夏休みも終わったので、ぼちぼちブログを再開しようと思います。

ノルウェー観光といえば「フィヨルド!」だと思いますが、今回はそんなノルウェーのフィヨルドを効率的にまわることができる個人ツアー「Norway Nutshell(ノルウェー ナットシェル)」についての体験記(前編)です。

私達家族も7月上旬に利用しました。ナットシェルを利用した決め手は「列車、船、バスと色々な乗り物を使いながら、効率よくフィヨルド観光できる」から。

実はひとくちに「フィヨルド観光」と言っても、”どのフィヨルドにするか?”、”どこから観るか?”によって全然印象が違ってきます。ノルウェーに長く住まわれている知人の名言で「フィヨルドは絶景だけど、絶景も長時間同じ船の上からだと飽きる。」と言われました。その言葉にやけに納得してしまい、ナットシェルでの周遊を選んだのでした。

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ナットシェルって?

フィヨルド・ツアーズが提供しているフィヨルドとその周辺を効率よく観光できるチケットです。

ノルウェーには”5大フィヨルド”と呼ばれるフィヨルド(ガイランゲル/ノール/ソグネ/ハダンゲル/リーセ)がありますが、それらのフィヨルドを効率よくまわる交通手段の組み合わせと時間を提案してくれます。

またプレーケストーレンと呼ばれる大きな岩からフィヨルドの絶景を眺めるツアーなども提供されています。いわばノルウェーのフィヨルドに関するツアーの何でも屋さんです。

我が家の選んだナットシェルツアー

私達の選んだツアーは”ソグネフィヨルドを観光しながらベルゲンからオスロへ移動するツアー”。フィヨルド・ツアーズの中ではThe original Norway in a nutshellというものです。

おそらく最も人気のツアーです。私達はベルゲン→オスロへ行くものを選択しましたが、その逆も可能です。このツアーはベルゲンからオスロまで(またはその逆を)最短で1日で行けるため、都市間の移動がてらフィヨルドの絶景を堪能することで人気なのです。

”最短で1日”と申したのは、ナットシェルでは、1日に何本かある列車やフェリーの時間を自分でアレンジして組み合わせることができるからです。途中の中継点で何も寄らない、最短のダイヤを選択すると1日でベルゲンからオスロまで行けます。

私達は子連れだったので

  • 混雑を避けたかった
  • 1日での移動だと子どもが疲れてしまうかもしれない

という理由で中継点のフロムという場所で1泊し、2日間でベルゲンからオスロまで移動しました。結論から申しますと、フロムはとても素敵な場所でしたので2日間かけて良かったです。

私達の選んだ行程

The original Norway in a nutshell“の行程で私達が選んだダイヤは下記の通りです。2019年7月にこちらのダイヤで行きましたが、シーズンや年によってかわると思うのでご注意下さい。

★部分が特に見どころです。

【1日目】

ベルゲン 12:57発  (ベルゲン鉄道:自由席) → ヴォス  14:15着

ヴォス 14:30発  (バス:自由席) → グドヴァンゲン 15:35着 ★フィヨルド景色

グドヴァンゲン 15:45発 (フェリー:自由席) → フロム 17:45着 ★ソグネフィヨルド(※)

【2日目】

フロム 12:20発 (フロム鉄道:自由席) → ミュルダール 13:15着 ★フィヨルド景色

ミュルダール 14:06発  (ベルゲン鉄道:指定席)→ オスロ 19:05着

(※):正確には”ネーロイフィヨルド”。ソグネフィヨルドの支流でユネスコ世界自然遺産。

ナットシェルツアーに行く前に不安だったこと

① 乗り継ぎ時間の短さ

上の行程をみてわかると思うのですが、1日目のベルゲン鉄道→バス→フェリーの乗り継ぎ時間が15分と10分しかなく、子ども2人と大きなスーツケースを抱えてその乗り継ぎ時間に間に合うかが不安でした。

しかし予習不足で中継点のヴォスやグドヴァンゲンで時間を潰せるかがわからず、子どもが退屈してしまったら嫌だなぁと思い、このダイヤを選んだのでした。

② 乗り物の混雑具合

行ったのはノルウェーの1年で1番人気な月と言っても過言ではない、観光客が集まる7月他の方のブログを読んでも、「混雑していて、良い席から景色が見れなかった…」というようなコメントもあり、特に”自由席”の乗り物の混雑具合がとても心配でした。大きなスーツケースも持っていますし、混雑で運ぶのも大変、景色も楽しめない…となると最悪だなぁと。

ナットシェルツアー体験記

上記のような心配はありつつ、いざナットシェルのツアーへ。以下からは実際のツアー体験と上記の心配に対して実際どうだったか、その結果について書こうと思います。

ナットシェルのチケットですが、事前にネットで購入しており、Eチケットを印刷して持ってきていました。これを「実際のチケットに交換する必要があるか?」とベルゲン駅のチケット売り場で確認したところ、「そのままで良い」とのことでした。私達は念の為印刷してきましたが、スマホ画面を見せてでも良さそうでした。ノルウェーはキャッシュレス化も進んでいますが、チケットレス化も進んでいる気がします。

こちらがベルゲン駅です。

1日目:ベルゲン→ヴォス(列車)

時刻は12:30。ベルゲン駅に到着すると、すでに乗る予定の列車が待っていました。

ベビーカーマークのある扉から入り、早速席に座ります。こちらの写真では座ると座席ができるタイプのシートでしたが普通の椅子タイプのシートも別車両にありました。

12:57。列車が発車。ミュルダール行きの列車なので、途中のヴォスで降りることを忘れないようにしないといけません。発車してしばらくすると、車掌が来て切符をチェックします。

ちなみに混雑具合はというと…

ぜーんぜん混んでいませんでした。人が少なすぎて、列車が走っている途中で眺めの良い席にかえることも可能でした。私達は駅すぐとなりのグランドホテル・テルミナスと言うホテルに泊まっていたのですが、朝8時台には結構混雑していたイメージがあります。やはり皆さん、朝一の列車に乗る方が多いようです。

ベルゲンからヴォスへ行く途中の景色、とても綺麗です。私達が行った日は快晴で、フィヨルドに山々の姿が反射して美しかったです。

1時間ほど列車に乗って、あっという間にヴォス到着です。定刻通り、14:15に着きました。

1日目:ヴォス→グドヴァンゲン(バス)

ヴォスについて大慌て。バス停の場所がいまいちよくわかりません。

想定では「観光客についていけば着くだろう~」なーんて甘いことを考えていたのですが、人が少なかったので、皆さんさーっとどこかへ消えてしまいました。後から分かったのですが、ヴォスも結構見どころがある観光地です。すぐにはバスに乗らず、観光される方も多いみたいです。

でも私たちにはそんな時間がありません。バスマークの看板を見つけました。

でもこの看板、駅ホームの中にあって、「ホーム内を突き進め」という看板です。「本当にそれでいいのか?」と疑いつつも進むと、小さな出口があって、バス停が現れました!もう急ぎすぎていて写真を取り忘れましたが、バスターミナルにバスが数台停まっていて、「Norway in Nutshell」と書いてありました。

1番手前の人が少ないバスに乗り込みました。一応、運転手に「グドヴァンゲンに行きたいんだけど、このバス行く?」と聞くと、「違う。それは隣のバスだ。」と言われました。

…聞いといて良かったーーー!全部「Norway in Nutshell」って書いてあるじゃない…。

隣のバスに乗り込みました。大きなスーツケースとベビーカーは外から入れる下の収納場所に入れます。私達がもたもたしていたので、バスは定刻の3分遅れで14:33くらいに発車。ぎりぎりセーフ…。

ちなみに以前どこかのブログで「ナットシェルは乗客を全員待って、発車してくれる」と書かれたものをみたことがあるのですが、そんな雰囲気はありませんでした。このバスは一般のお客さんも混ざっており、誰がナットシェルのお客かそうじゃないか、運転手は把握していません。点呼も特にありません。冬だと乗り遅れると凍えてしまう人でそうなので、確認しそうですが…少なくとも夏のナットシェルではありませんでした。

バスも自由席でそれなりに人が座っていましたが、無事、家族全員着席できました。とてもバタバタしていたのでバスで一息つきたいと思うも、車窓からは絶景が押し寄せてきます。

こちらはTvindefossen(ツヴィンテ)の滝。”若返りの滝”とも言われていて、落差150m。ダイナミックでした。

こちらはスタルハイム周辺の山の景色。本当に素晴らしい景色です。写真よりも、実際にご覧になる方が何倍も良いです。

ここにはこの絶景を独り占めできる”Stalheim Hotel(スタルハイムホテル)”があって、フロムのホテルとどちらに宿泊するか迷ったのですが、1日目でもう少し先まで進みたかったので諦めました。ホテルにはバスの停留所もあるので、ホテルに宿泊される方はそちらで下車します。紅葉の時はさらに美しいだろうな~と思いながら、つづら折りの山道をバスで降りていきます。

この山道はめちゃくちゃ道が狭い+景観スポットなので、バスもゆっくり慎重に運転してくれます。途中にはまた滝。乗客は皆カメラで写真を撮りまくっていました。

しかし、ここでふと気が付きました。グドヴァンゲンまでは残り13kmほどあるのに、到着予定時刻まで10分しかありません。…バスが遅れている!次のフェリーの乗り継ぎ時間は10分。つまりフェリーの発車まで残り20分しかありません。経験上、13kmの山道は少なく見積もっても20分はかかります。

夫と私はもう諦めモード。「こりゃあ、フェリーは行ってしまうね。まぁでもチケット持っているから、待つかもしれないけど次のフェリーには乗せてもらえるでしょう」と。

果たしてフェリーには間に合うのでしょうか?

…後編へ続く。

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後編はこちら↓

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