ノルウェー・トロンハイムのススメ

スポンサーリンク
トロンハイム

更新の順番が色々前後して申し訳ないのですが、ここでは私が住んでいる「Trondheim(トロンハイム)」という街について、住んでみて私なりに気がついたことや街の魅力について書いていこうと思います。

正直に申し上げると、こちらに住むまでノルウェーは首都オスロ以外、全然知りませんでした。でもこの街に引っ越してきて、すぐにトロンハイムが大好きになりました

2019年2月現在進行形でトロンハイムに暮らしているので、こちらの頁は今後もアップデートする予定です。

スポンサーリンク

トロンハイムってどんな街?

トロンハイムはノルウェー中部に位置するノルウェー第3の都市で、人口は…面積は…歴史は…と、小難しい話はWikipedia先生に任せます。ご興味ある方はじっくり読んでくださいね。

私の方では要点だけを…

  • 日本でいう「奈良県」のイメージ。ノルウェー王国最初の首都。
  • フィヨルドの中にある街。緯度の割に寒くない。
  • NTNUという大学があり、学生の街で治安が良い。
  • 他の欧州観光地に比べてこじんまりしていて綺麗。主要観光なら1日でOK!

ノルウェー王国最初の首都だったということもあり、建造物は近代的なものよりも歴史的な雰囲気を漂わせるものが多いです。「ノルウェーのカラフルな街並み」というと、ベルゲンを思い浮かべる方も多いと思いますが、トロンハイムにも沢山あり、散歩をしているだけで楽しい気分になります。

「緯度の割に寒くない」というのも、関東出身の私には良い街と思える理由の1つです。真冬でも寒くて-10℃前後。(1年に数回-20℃もあるそうなのですが、私はまだ経験していません。)こちらで日本のニュースを見ていても「今日は札幌の方が全然寒そうだなぁ。」と思う日があるくらいです。手袋・帽子をきちんとつければ、冬でも街の散策ができます。

オールドタウンブリッジを渡った先から眺めるクリスチャン要塞とカラフルな壁の家々
(2019年冬撮影)

トロンハイムの見どころ

ニーダロス大聖堂(Nidarosdomen)

街のシンボルとも言えるニーダロス大聖堂。ノルウェー最大、北欧の中でも中世の建物としては2番目に大きいものです。中世では北ヨーロッパ中から信徒が集まる重要な巡礼地でした。こちらは西正面で、沢山の彫刻が施されています。

ニーダロス大聖堂の中にも入ることができます。2つの大きなパイプオルガンがあり、荘厳な雰囲気を味わえます。

バス停をすぐに降りて見えるバロック様式のニーダロス大聖堂
(2018年秋撮影)


表から(2019年春撮影)


ニーダロス大聖堂の裏側から見える跳ね橋とカラフルな倉庫群(2019年冬撮影)

クリスチャン要塞(Kuristiansten Festning)

トロンハイムの街の東側、小高い丘の上にあります。「要塞」という名の通り、実際に戦争時に使われていました。そのため敷地内には城壁や沢山の大砲が展示されています。

現在は街を一望できるビュースポットで、昼の景色も夜景もどちらも素晴らしいです。街からクリスチャン要塞へ行くには坂道を登るのですが、とても良い運動になります。

日没のクリスチャン要塞(2019年冬撮影)
クリスチャン要塞からの一望できるトロンハイムの夜景(2018年秋撮影)


昼間の景色(2019年春撮影)

トロンハイムの電波塔レストラン(Tyholttårnet)

街を一望できるスポットとしては、クリスチャン要塞の他にも「Tyholttårnet(ティーホルターネット)」と呼ばれる電波塔があります。こちらの最上階は展望レストランになっていて、食事をしながら街の景色を一望できます。

タワーレストランに関する詳細記事はこちら↓

トロンハイムのタワーレストラン
トロンハイムの観光地の1つであるTyholttårnetのレストランへ食事に行きました。レストランの様子とタワーから見える街の景色について書いています。

ノルウェー科学技術大学(NTNU)

秋のNTNU本館前(2018年秋撮影)


春夏の暖かい日は学生で賑わう(2019年春撮影)

トロンハイムと言えば、ノルウェー内では「学生の街」として知られています。それはノルウェー最大の大学である「ノルウェー科学技術大学(通称NTNU)」があるからです。もともとはトロンハイム大学とその他いくつかの大学があったそうですが、複数の大学が合併してNTNUになったそうです。

「学生の街」だけあって、若者が多く活気があります。また住んでいる方もNTNU関係者が多いからか、他の欧州観光地と比べて治安も良いです。夜遅くに1人でも出歩けます。日本からの留学生も常時、何名かいらっしゃいます。

旧市街地

街の東南に旧市街橋(通称はね橋)があり、街の中心地からその橋を渡るとØvre Bakklandet(ダーブラ バックラナ)通りとNedre Bakklandet(ネードラ バックラナ)通り へ出ます。この2つの通りは石畳の道で、お土産屋さんやカフェ、雑貨屋さんなどが並んでいます。

ここの通りは散歩するだけで楽しく、私のお気に入りのスポットです。

トロンハイムsentrumからこのはね橋を渡ると旧市街地のスタートです。(2019年冬撮影)

石畳の趣溢れる通り(2019年冬撮影)
旧市街で見つけた素敵なもの。どこにあるか探してみて下さい。


カラフルな倉庫街(2019年夏撮影)

ニデルヴァ川(Nidelva)からの景色

トロンハイムの街の中心地をぐるりと囲んでいるのがニデルヴァ川。この川と街とが一体化した景色がとても好きです。川もに映る家々や大聖堂…夜には家々の灯りも映り、幻想的な雰囲気に包まれます。

ニデルヴァ川にかかる橋はいくつかあるのですが、特にエルゲスター橋(Elgeseter bru)からの景色が私は好きです。川と大聖堂、クリスチャン要塞、NTNUの本館、どれも一度に観ることができます。

Elgeseter bruから眺める大聖堂とクリスチャン要塞(2019年冬撮影)
時間帯・気候によって違った景色を見せる(2018年冬撮影)

フィヨルドの景色

トロンハイムはノルウェー中部の海岸沿いに位置する街で、フィヨルドの景色がすぐにみれますノルウェーの海岸沿いをまわるクルーズ「フッティルーテン」の寄港地でもあります。

晴れた日にフィヨルド沿いをゆっくりと散歩すると、日頃のストレスもすぐに吹き飛びます。

 

 


Ila近くの港から見えるフィヨルドと海の景色(2019年冬撮影)

トロンハイムのフィヨルドハイキングに関する記事はこちら↓

北欧ノルウェーのフィヨルド沿いハイキング
トロンハイムにあるフィヨルド沿いをハイキングしました。意外とアップダウンが激しい道でしたが、フィヨルドの美しい景色と自然を堪能しながらハイキングができました。

最後までご覧いただきありがとうざいます。もしよろしければポチッとお願いします。↓(その他のノルウェーに関するブログが見れます。)

にほんブログ村 海外生活ブログ ノルウェー情報へ
にほんブログ村

コメント