カナリア諸島グラン・カナリア島旅行の基本情報

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ノルウェー国外

3月中旬にスペインのグラン・カナリア島へ家族で旅行しました。ツアー会社は使わず(というか単にノルウェーのツアー会社を知らなかった)、全て自己手配で行きました。

スペインといってもグラン・カナリアはアフリカ大陸の西側(モロッコのすぐ南西)に位置しており、「EU圏だけど気候はアフリカ」。ということでヨーロッパの人々、特に北欧やイギリス・ドイツといった太陽を渇望している国の人々に人気のリゾート地です。

もか
もか

どうせなら日本からは絶対に行かなさそうなところへ行きたい。

そして子どもがいるから飛行機は直行便がいい。

そうなんです。日本からの直行便はありませんが、トロンハイムからグラン・カナリア島までは実は直行便が出ています。ということで旅行を決断。そんな理由でグラン・カナリアへ行くことを決めたのですが、日本からの旅行者が殆ど行っていない=日本語の情報が少ない…!

今回はグラン・カナリア島へ実際に行ってみて、気候や島内の交通手段等が実際にどうだったのか、私が旅行前に気になっていた点についてまとめたいと思います。詳細な旅の内容はまた次回以降に更新予定です。

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グラン・カナリア島について

グラン・カナリア島は大西洋に浮かぶカナリア諸島7つの島のうちの1つです。1番大きな島がテネリフェ島で、2番目に大きな島がグラン・カナリア島になります。グラン・カナリア島にはテネリフェ島と共同のカナリア諸島州州都(Las Palmas:ラス・パルマス)があります。

観光の拠点は大きく分けて2つ。南のリゾート地Maspalomas(マスパロマス)と州都のLas Palmas(ラス・パルマス)です。といっても車さえあれば、どこも30分~2時間ほどでアクセス可能なので拠点となるホテルは1つでも十分です。(もか家では2つのホテルに泊まりました。)

Maspalomas(マスパロマス)

グラン・カナリア島南部にある島最大のリゾート地です。空港からは車で30分、公共バスでは1時間ほどで到着します。海岸沿いには高級リゾートホテルが連なり、マリンロードも敷設されています。ビーチでは沢山の欧州人が日光浴を楽しんでいます。

Dunas de Maspalomasと呼ばれる大きな砂丘があり、そちらの砂丘ではラクダにのって砂丘を楽しむツアーもあります。ドルフィン・ウォッチングツアーの拠点もマスパロマスから近いところにあります。南国感を味わい、リゾートホテルでゆっくり滞在したい方はマスパロマスを拠点にするのがお薦めです。

Las Palmas(ラス・パルマス)

グラン・カナリア島の北西部にあり、カナリア諸島全体の州都の1つです。空港から20分、公共バスでは40分ほどで到着します。州都というだけあり、「The city」です。ビルもあり、ごちゃごちゃした感じです。マスパロマスでは殆ど観光客しか見れないのですが、こちらでは地元の方も沢山見れます。

「The city」な感じの一方で、南部のベゲタ地区には旧市街地やCatedral de Santa Ana(サンタ・アナ大聖堂)といった見どころも沢山あります。また、約3キロに渡るロングビーチPlaya Las Canteras(プラヤ・ラス・カンテラス)もラス・パルマスにあります。

気候

カナリア諸島は別名「常春の島」と呼ばれていて、1年を通して気候が安定しています。

雨も殆ど降りません。気温は年間を通して15~20℃前後、暑いと30℃近くまで上がるそうです。

私達が旅行した3月中旬は、朝晩と日中の気温差、それと天候による気温差が激しかったです。朝晩は薄手のカットソーにカーディガンを羽織っても少し寒いくらい。曇りの日も少し肌寒かったです。一方、昼間で太陽が出ていると半袖でも暑いくらいでした。日差しがとても強いので、帽子と日焼け止めは必須でした。

治安

基本的には良いと思います。

「スペイン」なので、どうしてもスリやひったくりのイメージが強かったのですが、観光客がメインなのか治安の悪さはそこまで感じませんでした。

ただ宿泊先にもよります。リゾート地のマスパロマスはほぼ観光客しかいないのですが、ラス・パルマスには「如何にも怪しいおじさん」も結構いたので、注意が必要です。

物価と支払い方法

ノルウェーと比べるとめちゃくちゃ安く感じました。スーパーでビールを買うと、1缶1€以下のものもありました。生ハムも2€ほどで購入できます。

観光地施設の売店やレストランは、当たり前ですが観光地価格です。スーパーで買うのと比較すると、3倍ほどの価格でした。

北欧からの観光客が多いので、てっきり支払いは「カードがメインかな?」と思ったのですが、皆さん割とキャシュで支払われていました。もちろん、ホテルやレストラン、観光施設ではカードが使えます。一方、公共バスではキャッシュでの支払いです。またレストランでは、レジではなくテーブルでの支払いが多いです。カードを使うとなると、店員さんにカード支払い機を持ってこさせるひと手間が生じるので、なんだかんだキャッシュで支払っていました。

マスパロマスやラス・パルマスの町中にはATMが沢山あり、そのATMには北欧やドイツ、イギリスの国旗マークがついていました。欧州の方は、キャッシュが必要になったらそこから引き出せるのだろうと思いました。

ちなみにもか家はキャッシュはドルしか持っていなくて、空港でユーロに両替しました。とてもレートが悪かったので(ぼったくりレベル)、空港での両替はお薦めしません。

島内の交通手段

レンタカー、バス、タクシー全てあります。

もか家はレンタカーを借りるか迷ったのですが、左ハンドルと縦列駐車に慣れていないので断念しました。レンタカーなしでしたが、グラン・カナリア島はバス網が発達している為、主要なところでしたら公共交通機関で行けました。

バスはGlobalというバス会社で、空港→マスパロマスまで大人2人で8.1€でした。青緑の車体が目印です。ラス・パルマス市内のバスはこちらのバスとは異なり、黄色の車体のバスです。

タクシーは初乗り2.4€からスタートで主要な観光地には常駐してくれているので、使い勝手が良かったです。

その他の事情

トイレ

観光施設には比較的綺麗なトイレが多いですが、公共の場所には少なく、汚いトイレが多いです。トイレは無料で使えます。また基本、「オムツ替えスペースなどない」と思っていた方が良いです。

もか家では入場料を支払う観光施設としてPalmitos Park(動植物園)とPema del Mar(水族館)に行きました。こちらの2つの施設にはきちんとしたトイレがあり、「トイレットペーパーがない」なんてこともなく普通に使用できました。Pema del Marにはオムツ替え用の設備が整ったトイレもありました。

一方で公共のトイレでは便座がなかったり、不衛生なところもありました。そもそもトイレの数が少ないです。マスパロマスのマリンロード沿いにあるショッピングセンターにでさえ、その施設のトイレがなかったのには驚きました。カフェにあるトイレを「店員さんから鍵をお借りして使用する」といった方法で使えました。ホテル出発前には必ずトイレを済ませておいた方が良いです。

バスルーム

シャワーのお湯が出ない時もありました。

私達は3つ星と4つ星のホテルに宿泊したのですが、なんと4つ星のホテルでシャワーのお湯が出ない時がありました(毎日ではありません)。基本的に給湯設備が古いように感じました。

これが海岸沿いの5つ星高級リゾートホテルでしたらそんなことはなかったのかもしれませんが…。

公園

島全体で子どもウェルカム、楽しい公園が沢山あります。

どこへ行ってもだいたい大型遊具のある公園があり、3歳の娘はとても楽しんでいました。沢山公園があるのは旅行前に調べていて、だからこそグラン・カナリア行きを決めたのもありました。特にラス・パルマスは数100mおきに公園があるのでは?というくらいに沢山ありました。名のない公園にも遊具がありました。

基本情報はここまでとなります。私たちのカナリア諸島旅行記が気になる方は、こちらから読んでくださいね。↓

0歳3歳子連れグラン・カナリア島旅行1
0歳3歳の子どもを連れて、カナリア諸島はグラン・カナリア島へ旅行に行きました。その1日目。 トロンハイム→グラン・カナリア空港→ホテル移動(マスパロマス泊)。

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