途中で花冠をつくるイベント会場を見つけました。娘が欲しいというので、早速つくります。葉っぱだけの冠がすでに作ってあって、それに好きな花を加えていきます。お花は全てこの敷地内で摘んだもののようです。ノルウェーの皆さん、手慣れていてとても上手です。この日の気温は12℃で曇天。小雨もあるようなお天気で外にずっといたので、花冠をつくっている途中ですっかり寒くなってしまいました。
もう少しお花を沢山つけたかったのですが、寒さの限界がきてギブアップ。正面入口に併設されているカフェで一休みしました。
カフェで休憩した後、焚き火まではまだ30分ほど時間があるのでどうやって時間を潰そうかなぁと思っていたら娘がひとこと。「〇〇ちゃん(娘の名前)、ここ知ってるよ。保育園で2回来た。お船の遊ぶところがあるの。案内してあげる。」…ノルウェーの保育園では週に1回、遠足に連れて行ってくれます。そう言えばその遠足で行くって言っていたなぁ…と思い出しました。
娘の言う”お船で遊ぶ場所”とは、正面入口のところにある屋内博物館のことでした。ノルウェーの昔の生活で使っていた品々が展示されています。
こちらがその”お船で遊ぶ場所”。確かに船です。1階と2階に分かれていて、1階はマットが敷いてあるくつろぎスペース兼遊び場。2階は船の操縦席を模した遊び場になっていました。
船で遊んだ後は昔のキッチンが再現してある場所へ娘に連れて行かれます。そこで娘、勝手にキッチンの中にしまってあるフライ返しやおたま、お鍋を使っておままごとを始めます。「え、それ使っていいの?」と聞くと、「うん。保育園で行った時に使ったよ。」と手慣れた様子で。すっかりノルウェーの保育園っ子になっていて、母は驚きました…。
まだまだ博物館内で遊びたそうにしていた娘ですが、時間は17時30分。もうすぐ焚き火が始まる時間なので無理やり外へ連れ出しました。
焚き火
メインイベントである”焚き火”は屋外博物館の1番高い丘の上で行われます。この写真右側に載っている崖の裏側です。
17時40分。ぎりぎり間に合いました。すでに沢山の人が集まっていました。見える位置までたどり着くと、早速点火されます。
風が強くて炎の勢いがどんどん増してきます。寒い日でしたので、焚き火の炎が暖かいです。しかし危険と判断されたのか、係の方が少し鎮火されていました。
崖の上からも沢山の人が見ています。
そして…ついに…1番高いところまで到達して、中の木が崩れます。全て倒れたところで係の方が鎮火作業へ。時間にしてわずか15分ほどと、あっとゆうまでした。
鎮火の後はすぐ後ろで、また弦楽器のコンサートが始まりました。とても綺麗な音色で、夏至の長い夜を祝福しているようでした。
”焚き火”の時間が思ったよりも短かかったので、娘の印象に残ったか心配でした。しかし「今日のお祭りで何が1番面白かった?」と聞くと、「火!!!」と答えてくれたので、夏至のお祭りを少しは覚えてくれたかなと思いました。
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