赤ちゃんと一緒に過ごせる場所”オープンバーネハーゲ”

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ノルウェー生活

ノルウェーには育休中のお父さん・お母さん、もしくはおじいちゃんやおばあちゃんが0~6歳までの子どもや孫と無料で一緒に遊べる”åpen barnehage(オープンバーネハーゲ)”と呼ばれる場所が沢山あります。

”barnehage(バーネハーゲ)”はノルウェー語で”保育園(幼稚園)”と言う意味です。オープンバーネハーゲは”(無料で)開放している保育園”という意味でしょうか。ただ実際には保育園があるわけではなく、教会や教会の跡地、施設の一部などを利用しています。オープンバーネハーゲにはおもちゃや楽器が置いてあったり、歌を一緒に歌ったり、両親や赤ちゃん同士の”交流の場”となっています。日本での”子育て支援センター”的な位置づけかなぁと思います。

私も次女が8ヶ月くらいになる頃からいくつかのオープンバーネハーゲに行っています。今回はそんな”オープンバーネハーゲ”について書きたいと思います。

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オープンバーネハーゲの基本情報

トロンハイムのオープンバーネハーゲの情報はkommuneのHP上に掲載されています。トロンハイムだけで16ヶ所もあります。皆さん家の近くのところに行ったり、特徴のあるオープンバーネハーゲに行っています。

オープンバーネハーゲは場所によってオープンしている時間や曜日が異なります。上手く組み合わせると実は毎日オープンバーネハーゲに行けますが、私は体力的に無理なので週1~2回のペースで行っています。もちろん行かない週もあります。

オープンバーネハーゲのオープンからの流れとしては、だいたいどこも

  • 9:30~10:00の間   オープン、自由時間
  • 10:30~11:30の間 songsタイム
  • 11:00~12:00の間 軽食、ランチタイム
  • 13:30~14:00の間 閉園

といった感じで、午前中がメインです。どのオープンバーネハーゲにもだいたいsongsタイムがあります。songsタイムは参加者全員でノルウェー語の歌を唄う時間。自己紹介の歌から始まって、下の写真のように歌を唄いながら道具を使って赤ちゃんを楽しませます。オープンバーネハーゲによって使う楽器やsongsタイムに割く時間が異なります。おもちゃが多いところはsongsタイムが短めで、少ないところはこちらを長めにとる印象です。

”6歳までの子どもが連れて来れる”と書きましたが、実際に来ている子どもはハイハイや歩き始めた赤ちゃんが多いです。それ以上の子どもには少し物足りない感じですし、そもそもノルウェーは共働きが当たり前なので1歳以上の殆どの子どもは保育園に行き始めます。

赤ちゃんを連れている親もノルウェーならではです。

日本の”子育て支援センター”ですと、ほぼ100%赤ちゃんを連れてくるのは”お母さん
”なのですが、ここノルウェーでは結構”お父さん”も赤ちゃんを連れてきています。また仲良くファミリーで来ているご家庭も。ノルウェーでは男性の育休取得率が高いので、こんな光景がみれるんだなぁ、と日本から来た私にとってはとても興味深い光景です。

トロンハイムのオープンバーネハーゲ

こちらではトロンハイムで印象的だったオープンバーネハーゲをご紹介します。場所によって雰囲気が全然違うのがとっても面白いです。

Trondheim International Playground(T.I.P.)

実はここは私が初めて行ったオープンバーネハーゲです。

というのも、”International”とついているから。そしてHPがノルウェー語ではなく、英語で書かれていたからです。トロンハイムは大学の街なので、本当に多国籍。「ここのオープンバーネハーゲだったら、オールノルウェー人は避けられて、自分と同じような短期滞在者の人もいるかな。」と思って行きました。

T.I.P.の最寄りのバス停は”Dalen Hageby”で、ここから徒歩7分ほどで到着します。教会の跡地でとても閑静な住宅街の中にあり、「最初こんなところでやっているのかな?」と思い、なかなか扉を開けられませんでした。

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