こんにちは。もかです。
今回は久しぶりにノルウェー滞在時の思い出を記事にしようと思います。ちょうど3年前の6月に、フィヨルド沿いで開催されたヴァイキングのお祭りに行きました。ずっと記事にしたかったのですが、なかなか時間がとれず…ようやく今回書くことができます。
ヴァイキングとは?
実は6/8は”ヴァイキングの日”。
ヴァイキングとは、ヴァイキング時代(800年 – 1050年)と呼ばれる約250年間に西ヨーロッパ沿海部を侵略したスカンジナヴィア、バルト海沿岸地域の武装集団です。
ヴァイキングの名前の由来はいろいろな説がありますが、ノルウェーの入り江(ヴィーク)に住む人々、という意味から、ヴァイキングと言われるようになったという説が有力のようで、”ノルウェーといえばヴァイキング!”といわれる所以はここからきているのかな、と思います。
そしてヴァイキングの最初の活動が793年の6月8日に記録されたことから、「ヴァイキングの日」が制定されました。
どこであった?主催者は?
6月はノルウェーでは1番良い時期と言っても過言ではないです。
そんな良い季節にヴァイキングのお祭りがありました。私はトロンハイムに住んでいたので、今回トロンハイムで行われたお祭りについて書きましたが、オスロでももちろんありますし、他のヨーロッパでも結構あるようです。
お祭りの名前は”Trondheim Vikingmarked”、直訳すると”ヴァイキングマーケット”ですね。確かにヴァイキングが実際に暮らしていたテントで手工芸品がたくさん売られていたので、マーケットともいえます。
主催者は”Trondheim vikinglag”で、下記公式サイトによると、ヴァイキング時代の生活や工芸品を再現し、トロンハイムの人たちへヴァイキングに関する普及活動をしている団体のようです。私たちはこのお祭りに関する情報をfacebookのイベントから知りました。2019年のお祭りに行ったのですが、その後コロナの影響で2020年、2021年と開催されていないようです。とっても素敵なお祭りだったので、また再開されることを願います。
お祭りのあった場所はというと…
フィヨルド沿いのとっても開けた場所!
トロンハイムにはLadeと呼ばれるフィヨルド沿いをハイキングできるコースがある(ハイキングした時の記事はこちら)のですが、その一部分であるDjupvikaというところで開催されていました。私たちは車をもっていなかったので、街の中心部からバスを使って行きました。
当時どんなところであるか全くわかっていなかったので、「本当にこんなところであるのかな?」と半信半疑で最寄りのバス停からイベント会場に向かいました。途中、下写真のような看板を見つけて、一安心した記憶があります。
いくつか看板に沿って歩いていくと…
開けたところにやってきて、ヴァイキングマーケットのテントが沢山並んだ場所にやってきます。ここが会場です。
入口があり、催しもののプログラムが掲げられていました。
お祭りの様子
続いてお祭りの様子を紹介します。会場に入ると中央の広場を囲んで、テントが沢山ありました。各テントでは工芸品が売られていたり、当時の生活がわかるような展示がありました。
時折、伝統音楽を鳴らしながら、広場ではダンスがはじまります。うちの子も混ぜてもらって、愉快に踊りました。
ヴァイキングが使っていた剣や槍、盾など武器のおもちゃも沢山売られていました。
長女も斧に興味津々…結局日本にはもって帰れないので、買いませんでしたが。
こちらは当時の生活を再現したテント。中には毛皮の絨毯やベッドがありました。
体験コーナーもいろいろあります。こちらは弓の体験。
コメント
こんにちは!ブログ拝読しました
ノルウェーにお住まいなんですね!
ただいまノルウェーのFlåmとGudvangenのフィヨルドを見るために一人旅中です
明日現在住んでいるドイツに帰るのですが、
トロンハイム?(Trondheim)も候補の街の一つで興味があって、その街にはノルウェーの自然を満喫できる所が近くにあったりしますか?
もし何かご存知でしたら、アドバイスお願いします
なおさま
当ブログにお越しくださいまして、ありがとうございます。
ノルウェーは基本的に、自然を満喫できるところが沢山あります。
トロンハイムでしたらこのヴァイキングマーケットが開かれていたLadeや湖のあるLianが街の中心部からバス/路面電車で20分ほどで行けます。
湖のまわりではブルーベリー狩り、森ではきのこ狩りができます。
もちろん、車をもっていた場合はよりスケールの大きな自然に触れることができます。
もか