ノルウェー・フロムのホテル、フレトハイムホテル(Fretheim Hotel)

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ノルウェー国内

2019年7月に私たち一家はノルウェーソグネフィヨルド観光拠点の1つであり、フロム鉄道の始発/終着駅もあるFlåm(フロム)という小さな街の有名ホテル”Fretheim Hotel(フレトハイムホテル)”に宿泊しました。本記事のトップ写真がフレトハイムホテルの外観です。今回はそちらのホテル滞在記を書こうと思います。

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どこにある?どんなホテル?

フレトハイムホテルはフロムの観光案内所の目の前、フェリー乗り場から徒歩7分、フロム鉄道Flåm駅から徒歩2分という好立地にあります。(下の地図はフェリー乗り場からの経路です。)

住所:Nedre Fretheimsvegen, 5743 Flåm

フレトハイムホテルは歴史的なホテルで、はじまりは地元の農家であるクリステン・フレトハイム氏がスポーツフィッシング目当てでやってくる英国貴族へ彼の部屋を貸しはじめたことにあるそうです。その後、釣り人や観光客のために別のスイス風の家を建て、1900年ごろからホテルとして運営を始めます。

1909年、ノルウェーの2大都市を結ぶベルゲン鉄道が開通し、フィヨルドから山へ続く建設道路を通ってフロムに来れるようになりました。ホテルは1979年まで、フレトハイム家が経営していましたが、1997年、Aurland Ressursutvikling ASがフロムを観光地として開発する一環としてフレトハイムホテルを購入しました。

外観はこんな感じ、ガラス張りの棟が真ん中にあり、その前に庭園があります。

ちょうど私たちが泊まった7月上旬は庭園にバラが綺麗に咲いていた時期でした。北欧は梅雨がないので、6~7月上旬に行くのはとってもおすすめです。

ロビー

続いて1階のロビーがあるフロアをご紹介します。落ち着いた色合いの家具と照明が並び、とてもリラックスできます。季節的にはヨーロッパは夏休みシーズンだったので、人が多いかと思いきや…あまりいませんでした。

ガラスばりの建物の前面には椅子が並んでいて、いつでも景色を堪能できるようになっています。

ロビーの一角にはフロムのお土産を展示しているスペースがありました。手前にある靴はノルウェーの民族衣装である”ブーナッド”にあわせる靴です。

こちらは展示スペースにあったフロムボトル。フロム鉄道のジオラマも飾ってありました。これら展示してあるお土産はすべて、フロム駅となりのミュージアムで売られていました。

ロビーにはブーナッドも飾ってありました。ノルウェーのブーナッドは地域ごとに形や飾りが異なります。こちらのブーナッドはフロムがあるアウルランドのものだと思われます。

泊まったお部屋

私たちは大人2人、子供2人(4歳と1歳)でジュニアスイートに泊まりました。確かファミリーで1部屋で泊まる場合はこのお部屋のタイプしか空きがなく選択した記憶があります。お部屋は1階にありました。ジュニアスイートは約30平米で、バルコニー、バスルーム付です。薄型テレビも設置されていました。

メインのベッドはシングルベッド×2です。壁の写真はおそらくソグネフィヨルドの景色でしょうか。ノルウェーらしさ溢れるインテリアです。

4人で宿泊するので、到着した時にはすでにソファーベッドがソファーではなくベッドになっていました。

バスルームにはバスタブもついています。普段トロンハイムで住んでいた家はシャワーだけでしたので、嬉しかったです。

こちらはバルコニーの外からみたバルコニーとお部屋です。バルコニーからすぐにフィヨルドの景色が見えました。

朝食バイキング

フレトハイムホテルの朝食バイキング会場はガラス張りの棟の2階にありました。会場の雰囲気はこんなかんじ。

バイキングの内容はやはり豪華です…!そしてノルウェーならではのものが多く並んでいるように感じました。定番のハムやスモークサーモン、燻製したお魚。

ノルウェーのスーパーではおなじみのフィッシュケーキ(魚のすり身をハンバーグ状にしてやいたもの、はんぺんのような食感です。)。

こちらもおなじみの固い黒パン。

北欧では主食にもなるクネッケブロードも沢山種類がありました。これにチーズやハムをのせて食べます。

こちらはブラウンチーズ。ただし、普通のブラウンチーズではありません。フロムの近くにundredalという小さな村があるのですが、そこで作られたブラウンチーズです。通常のものより色が濃いですね。さりげなくとなりにブルーチーズがあります。私の中ではブルーチーズは赤ワインのおつまみ扱いなのですが、朝食に食べるものなんですね…。

そんなこんなでフレトハイムホテルの朝食を満喫しました。私たちは直食後にチェックアウトをしてフロム鉄道にのる予定だったのですが、おなか一杯食べたので、昼食はフロムベーカリーで購入したパンで十分でした。

その他

朝食バイキング会場はガラス張りの棟の2階でした。朝食中、ふと上を見上げると、さらに階が続いていて気になったので階段をあがってみることにしました。

こちらは4階部分。だーれもいませんでした。椅子とテーブルがおいてあり、ガラス越しに景色が眺められるようになっています。この写真にはうつっていませんが、反対側にキッチンスペースのようなものがあり、ちょっとした宴会会場に変身できるようになっていました。

さらに1つ階をあがって下を眺めるとこんな感じ。上の階にいくにつれ、スペースが狭くなります。

最上階に行くにはこのような螺旋階段を上りました。

最上階からの景色はこちら。最初から最後まで、フィヨルドが良くみえる設計となっていました。

フレトハイムホテル、いかがでしたでしょうか。フロムにお立ち寄りの際はぜひ泊まってくださいね。
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