ノルウェー旅行の際には”ファーマーズ・マーケット”のチェックを

ノルウェー生活

2019.06.15

ノルウェーでは各地で月に1～2回、”Bondens marked”と呼ばれるファーマーズマーケットが開催されます。私の住んでいる街トロンハイムでもありますし、観光地のベルゲンやオスロ、トロムソでももちろん開催されています。

ファーマーズマーケットでは、地元の農家やベーカリー・加工品を扱うお店が集まり、質の良い食品が販売されています。そんなファーマーズマーケットは地元民がおもてなしの料理をつくりたい時や質の良いお土産を渡したい時などに買い出しに来る場所。また、ノルウェーのお菓子”Lefse(レフセ)”やノルウェーワッフル、ホットドッグやハンバーガーなど、ちょっとした軽食を販売しているテントもあるので、観光客にも人気です。

今回はそんなノルウェーのファーマーズマーケットについて書きたいと思います。”いつ・どこで”開催されるかわかるHPもあるので、ノルウェー旅行を計画されている方は事前にそちらをチェックされると、よりノルウェー旅行を楽しめるのではないかなぁと思います。

ファーマーズ・マーケットの様子
1. 軽食のテント
2. 加工品のテント
ファーマーズ・マーケット開催日時のチェック方法

ファーマーズ・マーケットの様子

私の住んでいるトロンハイムのファーマーズ・マーケットの様子になります。トロンハイムでは街のsentrumであるKongens gate沿いにテントが並びます。

こちらは夏の様子。

こちらは冬の様子。

どちらも沢山の人で賑わっています。ただ冬が月1での開催に対して、夏はだいたい月2で開催で、軽食も多く販売しているので、個人的には夏の方が良いかなぁという印象です。

ファーマーズ・マーケットでの支払いは基本的にはクレジットカードでできます。どの店舗でもカード支払い機が用意されているのですが、たまに日本のカードが使えない時があります。なので現金を持っておくと安心です。

下記に紹介するテントはファーマーズ・マーケットのほんの一部で、他にも色々あったり、開催場所によっても全然違うのが面白いところです。

軽食のテント

こちらはホットドッグとハンバーガーのテント。ホットドッグはノルウェー語で”Pølse(ポルセ)”。ハンバーガーは”Burgel(ブルゲル)”。ホットドックが1つ70NOK(≒880円)で、バーガーが120NOK(≒1,500円)。なかなかのお値段ですが、ソーセージもハンバーグも自家製でその場で焼いてくれたものを提供してくれます。ソーセージやお肉の焼く前のものもテントで販売しています。

いつもお料理の写真が上手く撮れず…あまり美味しそうに見えないのですが、ホットドック。パンも自家製で美味しく、4歳の娘は「おいしい、おいしいーー！」と言ってぺろりと1つたいらげました。

こちらはスモークサーモンを売っているお店のテント。

”Lakserull(ラクセルール)”も売っています。こちらは購入したことがないので、味はわからないのですが”Lefse(レフセ)”の薄い生地にスモークサーモンとサワークリーム、ディル、レモンなどを巻いたものです。自宅で作ったことがあるのですが、スモークサーモン好きにはたまらないです。

こちらではノルウェー（北欧？）ワッフルが販売されていました。1つ１つ分けるとハートの形になってとても可愛いんです。ノルウェーではこのワッフルの形状にちなんだお土産品も売られています。

※1NOK≒12.5円で計算

加工品のテント

こちらはノルウェーの伝統的なおやつLefse（レフセ）を売っているお店です。

レフセは小麦粉で作った生地にバターとシナモンを挟んだものが一般的で、コーヒーととても相性が良いスイーツです。ノルウェーのどのスーパーにも必ず売っているのですが、知人が「レフセはやっぱり自分で作るか、ファーマーズ・マーケットのものが美味しいよ。」と教えてくれたので買ってみました。トロンハイムのファーマーズ・マーケットでは冷凍のものが販売されていて、フライパンであたためて食べることができます。