ノルウェーでインフルエンザにかかりました

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ノルウェー生活

ここ1週間ほど全く更新できていませんでした。

「一家全員」インフルエンザに罹ってしまい、苦しめられていたからです…。

一家全員と言っても最初に次女(3~4日間)、次に長女(2日間→間あいて2日間)その後、夫婦同時に罹りました。夫婦同時に罹ってしまったのは本当に辛かったです…。しかも大人が罹るとタチが悪い。月曜日の夜から39℃の熱が出始め、私の熱が36℃台に落ち着いたのは日曜日。ほぼ1週間、熱にうなされていました。

「インフルエンザ」と書きましたが、あくまで予想の範囲です。「たぶん、インフルエンザだろう」と、自己判断。そもそもノルウェーでは病院の予約をしても「○○日後に来て下さい。」と言われ、即日診てもらえるのはレアです。診てもらう日には熱も下がってしまっているとか…。なのでノルウェー人は高熱が出たくらいでは病院に行きません。そして関節が痛くて熱が高かったら「インフルエンザ!」と自己判断のようです。また診断されたとしても、欧米諸国では基本的に「自宅安静、寝てなさい」と言われ、タミフルなどの抗インフルエンザ薬を処方されません。

そんな背景もあり、私たち夫婦も病院に行きませんでした。せっかく治った子どもたち2人を連れて、別のウイルスや菌がある病院に連れていくのも嫌だった、というのもあります。

ちなみに「ノルウェーではインフルエンザ流行るの?」と疑問があるかと思います。

答えは「イエス!」流行るそうです。

ただ気温がマイナスの時はインフルエンザウイルスも大人しくしているようで、気温が0℃以上になる年明けや春先に流行るようです。そこが日本との違いですね。また日本のように「満員電車に乗って長時間通勤」といった文化はないので、日本ほど爆発的には流行らないそうですが、小学校などでは普通に学級閉鎖があるそうです。

そうそう、ノルウェーではマスクをつけている人が全然いません。「マスクつけている人」=「変質者」のような扱い。でも日本人の私としては予防のため、そして今咳も少し出ているのでウイルス拡散防止のためにもつけたいです…。

ノルウェー人はインフルエンザになったら「ピザ食べてコーラ飲んどけ!」らしいのですが、「ザ・ジャパニーズ」のもか家ではとてもそんな食生活を送ることはできず…。ひたすらイチゴ・ブドウ・お味噌汁・雑炊で辛い時期を乗り越えました。ノルウェーのスーパーには小さめの葱も売っていて、葱入りのお味噌汁を飲むと日本の味を思い出せます。

回復への1番の近道は、基本的には薬も何も飲まず、安静にしておくことです。ただ今回、夫婦同時に罹ってしまい、でも子ども達のお世話をしなくてはならない…そんなときに飲んだ薬がありました。

「カロナール」です。

カロナールはアセトアミノフェン系の解熱鎮痛薬で授乳中でも飲めるお薬として知られています。これでしたらインフルエンザ中に飲んでも問題ないようです。ボルタレンやポンタールは副作用の危険性があるそうです。

授乳中の頭痛薬としてカロナールを日本から結構持ってきていたのですが、そちらが役に立ちました。ただ日本のお医者さま曰く「アセトアミノフェン系頭痛薬は世界中どこでも売ってると思うけどね。名前は違うと思うけど。」とのことでしたので、ノルウェーでも売っているとは思います。が、探すのもしんどかったので、ある程度日本から常備薬を持ってくることは大切ですね。

それにしてももうインフルエンザはこりごり。体調に気をつけて、家族全員元気に過ごしたいものです。

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